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2011年11月

2011年11月22日 (火)

はじめての「ぶー」

Iori_119毎週月曜日の午後は「ぶーんみ教室」に通っています。

ぶーとは、苧麻のことで、茎の表面を削ぎ採りその繊維をほぐして績(う)んでいきます。

その髪の毛のように細い細い糸がかけられ、そうして宮古上布となります。

来月には展示会があるということで、今年の作品を提出することに・・・。

←今年わたしが初めて績んだ「ぶー」

でもね、

研修生も提出が必須なんです!どうやら来週あたりから教えていただけるようですけれど・・・。

まだ、ぶーを綺麗に取れない状態なので、もう少し綺麗に採れる様になってからと想いましたが・・・

きみおばぁが「次に教えようねぇ~」と言ってくださっているので・・・

挑戦してみるつもりです!

Iori_118昨日は、先輩のねぇねが、おバァから「撚り」の特訓を受けていました。

そういう風景を見ながら、一年生のわたしもこれからの道筋を知ることが出来るわけですよね。

工房の先生である池間吉子さんは40数年もの間、宮古上布の職人として「ぶーんみ」から染めまで一貫した行程を一人で手がけてきているそうですよ!

←撚りかけの手元を見る先輩と宮内庁御用達「西原織物」の池間吉子さん

大勢の中で先輩の様子を見ながら

こうして技術の伝承が成立するんだなァ~と、集団と言うものの持つ力を垣間見た感じがしてます!

Iori_120それにしても・・・

膨大な時間と手間がかかる宮古上布。

すんばらしい伝統工芸です!

←人生の大先輩である赤嶺のおバァが績んだ「ぶー」は、テリがあってとっても美しい素材となっています。

2011年11月21日 (月)

「宮古島の神と森を考える会」

Iori_110_smallIori_111_small

昨日、狩俣公民館で「宮古島の神と森を考える会」が開かれました。

わたしもこの会の会員になって、ここ8年程宮古島通いをしていましたが、去年から地元会員として参加しています。

ウヤガン祭が失われてから、狩俣部落では様々に復活にむけ、試行錯誤されてきているようです。

Iori_109_small講演されたのは、国立歴史民俗博物館准教授の内田順子さん。

かつて東京芸大の院生の時に狩俣に住み、音楽の面から神歌を研究されていたそうです。(『宮古島狩俣の神歌』)

演題は「よむ行為を通して継承される神歌の意味」。講演の中で興味深かったのは、神歌は「ふた声」からなっているというところでした。

同じ内容のことを異なった言い方で対にして表現しているということです。

ところで、パネル討論「宮古・狩俣の祭祀の復活を目指して」でパネラーとなったおバァ(元神女)達は、本当に今後のことを心配されていました。

Iori_106_small中には発言されるうちに声を詰まらせ、泪されて語るおバァも・・・。

←最後の「うやがん祭」の様子。かつては沢山おられた神女たちもわずか数名となり、継続が困難となったため閉じられたという。

近代科学に支えられた現代生活では、こうした神行事は説得力をうしないつつありますが・・・。

そうしたなか、パネラーのお一人でもあった沖縄本島うるま市いずみ病院の渡邊哲夫先生(精神科医)が奇しくも仰っていたことが印象に残りました。

「東北の津波のこともそうだが、次に来るTPPという巨大な大津波で、たくさんのものが押し流され、そしてすべてが失われた時に、そこに残るのは・・・(そうでもしないと、人間はこうした神行事のことはわからないだろう・・・)」(カッコ内は渡邊先生から受け取れたメッセージ)

近代化に沿わせて、神行事もやりやすくしないと継続が出来ないだろうというおおかたの発言の傾向に、わたしは少し違和感を感じた。

そうだろうか・・・?形は一反崩れると、原初の意味を失う。その「始まりのところ」を再現するのが神行事であるのに・・・。

Iori_103_small_2 ←村落のいくつかの辻々でよまれる(うたわれる)タービ、フサでは、薬の序列で並び、おバァたちはカンパニの裾をつまんで、それを左右に揺らしながらよむ

昔のおバァ(神女)達が出た年齢は、かつても働き盛りの年齢だったはず。つまり、事情はいつの時代も同じことだ。

同じように年齢を考えた時、もし時代に合わせるならば、少し年齢を上に引き上げるとかして、女性の祭祀集団に入る時期を昔と同じ年齢ではなくすることはどうだろう・・・。

神役が出ないのは、経済面からの事情(つまり、働き盛りであるがゆえ)が大きいらしい。

神歌の伝承の難しさなどさまざまな社会的背景や、経済的背景など地域の事情や個人の事情などもある。

でも、アフリカのドゴン族のひとつの神行事では、50年に一度執り行われるものもあるらしいですからねぇ~。

それにしても、ドゴン族は、いったいどうやって50年に一度の行事を継承しているんでしょうね??

Iori_105_small   つまり、継承する意志がどれほどのものであるか(本気度)ってのも、案外と関係しているんじゃあないかなァ~って想うんだけれど。

こんなふうに、パネルディスカッションでのやり取りを聞いていたわたしであったけれど、実は吾が身を振り返ってみると・・・

団塊世代であるわたしは、近代的自我の獲得とかで、青春時代にこうしたことを非合理なもの、非科学的なものとして排除してきた歴史をもつ。

・・・だがどうだ。

今では青春時代にそうして排除してきたことどもを、ここ沖縄、特にこのところは宮古島という空間で、再び拾いなおしているのだ。

今になって判ることだけれど、科学的あるいは合理的な捉え方をするということにおいて、おそらくそこから零れ落ちてしまったたくさんの人間の機微があるのだろう。

説明できない何ものか。

そうしたことを民俗の世界から学びなおし、原初をつねに意識しながらの今であることを教えてしてくれるのが、わたしにとってのこうした神行事なのだなァ~。

「始まりのところ」それを忘れずにいられるかどうか。それはとても重要なこと。

Iori_113_small それにしても・・・、フィルムでみたウヤガン祭のワンシーン、これって、わたし、夢で見てるんだよなァ~。

交流会では、おバァ達から歌や踊りもご披露され、穏やかに交わる空間となりました。

おバァの声はすごいなァ~。

ああいう声が出るってことは・・・

・・・よほど「アマデウスおバァ」なんだろうなァ~。

2011年11月19日 (土)

確か日本は民主国家でしたよね??

Iori_097_small宮古・八重山を生活圏にしている今だけれど、ここにいると結構すごいことに出くわす。

しかも、今や八重山は教科書問題でトレンドでんなァ~!

竹富町の教科書問題は一応全国レベルで知れ渡った(かな?)けれど・・・昨日は石垣で仕事だったので、石垣でのことですが・・・

そんな街中の一角でこんなものを発見!!(かなり前から見かけているけれど、写真に収めたのは昨日が初めて)

しかもですね・・・、某県立高校の門の前に・・・どうどうの横断幕!!

とにかく理解できないすっごい感覚ですね~。

誹謗中傷の類のこれ、問題にならへんのかなァ~?

Iori_098_small_2それと・・・、与那国が二分して紛糾している自衛隊誘致の問題についてだけれど、

中学生達が自分らの将来を考えた時に、自衛隊配備がかならずしも地域振興にはならないのではないかと、反対の書名活動をしたということなのですが、

その子ども達の自主的・意志的な行動によって集められた署名をですね・・・、あろうことか・・・、その学校の校長がですよ!教室においてあった署名を持ち出して、処分したとか・・・。

これ、すっごい問題ですよね!

しかもですね、教育の現場である学校というところで、そうした行為が、加えてしかも校長がやらかすなんて・・・、あ、り、え、な~い!(って、いけてない校長ならやるかもね?)

あがえ~!沖縄の教育界、どうなってんですか??

2011年11月15日 (火)

「カンガde島パンツ」 頒布会&ワークショップ開催しました~!

Iori_066_small島の暮らしに最適と提案した「カンガde島パンツ」。

はたまた「頒布会&ワークショップ」をブックカフェブレスで開催しました!

子育て中のママ達も参加してくださり、情報交換をしつつ、島パンツに挑戦!

Iori_061_smallIori_062_smallホントは男子参加も希望者があったのですが、お仕事が入ったという連絡が入り、いずれも参加できず。

m、m、ム・・・、ざむねん!

でもでも、女子はお喋りをしながら、皆さん時には無言で瞑想状態で、チクチクちくちく・・・

そして時には迷走状態で針を進め・・・

Iori_068_smallIori_069_smallさらに途中では、お茶を楽しみ つつ・・・

5時ころにはなんとか完成しました!

やったァ~!!

柄もそれぞれお似合いのものを選ばれていて、

やはり自分のお気に入りって似合うんだァ~を実感。

Iori_060_small「カンガネットワーク」が広がった、実に瞑想・迷走(?)な楽しい一日でした~!

そろそろ秋も深まり・・・夏には最適なカンガ島パンツですが・・・、

中にレギンスを履くと、冬場でもOKですよ~!

次回はいつですか?の嬉しいお問合せもありました。

開催前にはご案内をする予定ですが、多分・・・今度は年明けになるはずよ~。今度こそ、おのこ達!集合ゾ!!(ちょっと「江」ちっくに・・・)

次回はカンガも総入れ替え、はたまた・・・60枚を一挙公開の予定なり~!

ご期待あれっ!!

2011年11月10日 (木)

他人事ではないです。

福島のことは他人事じゃあない。

第3の被爆体験となった、この原発事故を無視できません。

17年ほど前にスイスからプラハに電車で移動した時、東ヨーロッパのどの国だったか忘れましたが、鉄道のすぐ近くに原発の炉が見えていました。

その巨大な建物を見た時、始めは原発だと想いませんでした。(余りにも暮らしの近くにあったから)

でも例の形、見たことがある形で原発だと判りました。

沖縄は福島からは遠くにありますけれど、それでもどうしても他人事とは思えません。

ここ宮古島にも、福島から移住されておられる方がいらっしゃいます。

Avaaz.org からのメッセージ、よかったら、読んでください。

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

日本在住の皆様へ

今現在、福島市とその付近では、数千人の地元住民が、高レベル汚染地区に閉じ込められています。黒い雨が空から降り、地元の農作物は汚染され、津波によって住む場所をなくした家族やその子供達は避難することもできません。それでも政府は彼らを助けることを拒んでいます。

そこで福島の女性たちが動きだしました。日本中から数百人のサポーターが集まり福島の子供たちが避難するための支援を野田総理大臣に求めるため、東京の経済産業省前に座り込み、訴えています。私たちも彼女達と供に訴えることができます。

これは事実上、彼らの命をかけた行動です。放射能汚染の真只中にいる子供達には、時間がありません。プレッシャーを感じ始め、日本政府は48時間後に緊急会議を開催する予定です。福島の母と子供たちをサポートしよう!

子供達の健康と未来のために嘆願書に署名し、家族や友人に転送してください。署名が2万に到達すれば、野田総理大臣に直接届けられます。

http://www.avaaz.org/jp/save_the_fukushima_children_1/?tta

我が国は今、選択すべき時にある。家族の価値観を大切にし、全ての子供たちの未来のために国家を再建していくか、困難に直面する人々に対して、このまま見て見ぬ振りを続け見捨てるか。福島に住む家族には一刻の猶予もない。日々大量の放射能を浴び、深刻な健康被害のリスクを高めている。

長期的な放射線被曝は、今日の子供たちだけでなく、その子供たちの子供たちまで、何世代にもわたって悲惨な影響をもたらす。チェルノブイリの事故後、旧ソ連は現在日本で問題となっている地域よりもはるかに低い放射能汚染地区の住人も避難させた。

放射能で汚染された地域に取り残された福島市の子供たちは、自主避難に対する政府の援助無しに、この健康を脅かす深刻な状況から抜け出すことはできない。それにもかかわらず、日本政府は汚染レベルが、25年前のチェルノブイリ事故後に旧ソビエト政府が強制避難地区に設定した基準の4倍に達するまで、避難地区の対象としない。

何万もの日本人が力を合わせてこの状況に警報を鳴らせば、情勢を変え多くの家族に希望をもたらすことができる。日本の皆で共に抗議の声を上げ、野田総理大臣に国の信用に関わる問題であることを示し、立ち上がって人々の命を救うよう説得しよう。 緊急会議は二日後に開催されます-- 今すぐ嘆願書にあなたの署名を!

http://www.avaaz.org/jp/save_the_fukushima_children_1/?tta

3月11日、大地震に見舞われた日本は、今もまだその破壊の規模を受け入れようとしている。しかしこの荒廃の中に、国家再建のチャンスがある。私たちの国は今までにないほど団結し、日本のすべての人々のために、よりよい国にしていこうと行動し始めている。今こそ日本の子供たちとその子供たちの子供たちのために、健全な未来の土台を作っていこう。

希望を込めて

Kya, Luis, Dalia, Iain, Antonia, Carol, Emma, Ricken, Diego,その他Avaazチーム一同より

詳細情報:

女性達の反核デモ。

http://www.nipponnews.net/news/womens-anti-nuke-demonstration

フェースブックページ 福島女性たちの座り込み。
http://ja-jp.facebook.com/notes/namida-project/fukushima-womens-sit-in/214560515280077

特集ワイド:女たちの脱原発 座り込み集会ルポ (毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20111102dde012040025000c.html

全国女たちの座り込み! (市民社会フォーラム)
http://civilesociety.jugem.jp/?eid=11124

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AVAAZについて

Avaaz.orgは世界の人々の声や価値観が政策決定に反映されるよう世界規模でキャンペーンを行う非営利団体です(Avaazは様々な言語で「声」を意味します)。Avaazは政府や企業から一切資金援助を受けず、ロンドン、リオデジャネイロ、ニューヨーク、パリ、ワシントンDC、そしてジュネーブを拠点とするスタッフにより運営されています。 +1 888 922 8229



2011年11月 9日 (水)

金星誕生日!!

Iori_414

皆さんは地球暦というのをご存知でしょうか?

宇宙空間を運航する惑星達を太陽を中心にして軌道上に配置し、それぞれがどの位置に今あるかを、目に見得る形で表わしている暦です。

通常は時計は右回りですが、この暦は半時計廻り、つまり左回りで日にちが移動していきます。

で、今日はわたしの誕生日から産出すると、金星がその軌道を丁度101回目廻ってきた日、つまり金星誕生日なのだそうです。

ちなみに金星は太陽の周りを248年もかけて一周します。気の遠くなるような「時」のサイズですよね。

もし興味のある方は、オフィシャルブログをご覧くださいね。

宇宙規模で日にちをとらえ、惑星との関係を意識しながら生きているって、ちょっとわくわくしませんか?

わたしは星座というものの確実性は、信用するに値すると思っています。

人の心も、思想も、政治も、はたまたいまや自然までが変化してしまう時代にあって、けっして変わることなく存在している惑星達。

それが語るものに真摯に耳を傾け、自らを律していきたいなァ~などと想っています。

************************************************

[惑星]  [周期]      [周回数]
1. 水星     88日 ----- 257 周 と、86日(九分の八)
2. 金星    225日 ----- 101 周 と、0日(※丁度)
3. 地球    365日 ----- 62 周 と、49日(八分の一)
4. 火星    687日 ----- 33 周 と、26日(十分の一)
5. 木星     12年 ----- 5 周 と、1039日(九分の二)
6. 土星     30年 ----- 2 周 と、1209日(九分の一)
7. 天王星   84年 ----- 0 周 と、22693日(三分の二)
8. 海王星  165年 ----- 0 周 と、22693日(八分の三)
9. 冥王星  248年 ----- 0 周 と、22693日(四分の一)

2011年11月 6日 (日)

花嫁さんは、サバニに乗ってやって来たァ~!

Dsc_0109人生儀礼の一つに「結婚式」がありますが、昨日の土曜日に、池間島で古式に則った結婚式がありました。

しかも、それは内地の若いカップルだったんです。

なによりもよかったのは、花嫁さんが海からやってくる。

れを花婿さんが浜で待つと言う心憎い演出でした。

Dsc_0110海の向こうから花嫁さんの姿が見えた時には、他人事ながらなんだか胸が熱くないました。

浜にいたわたし達は、迎えるしぐさをして賑わいを添えます。

写真は何枚かしか載せられませんが、古来の様式でDsc_0190執り行われた手づくりの結婚式。

こうしたおめでたいことに、はからずも参列できたこ

とにかえって感謝しているわたしです。

←わたしも「ゆりの会」の一人として、「四つ竹」で舞う?!

わたしにとって何よりもの発見だったのは、おバァ達の後ろ姿です。

Dsc_0071凛として正座するおバァ達の後姿には、ほんとに、あこがれを感じる程の美しさがありました。

どのおバァ達も、離島と言う厳しい背景のなかで生きてきた女性達です。

こうした姿は、この島で力強く生き抜いてきた女性達だけがかもし出すことができるのだろう・・・と強く想いました。

わたしはおバァ達のああいう後ろ姿に近づくことが尾ができるだろうか?!

そんなことを感じながら、ありがたい、ありがたい一日を過ごしたのでした!

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